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2017年9月4日

名古屋城こわすなシンポ 2017.8.26

壊すな!名古屋城天守

名古屋城を戦後復興のシンボルに

市民団体がシンポ

 壊すな!名古屋城天守 名古屋城を戦後復興のシンボルに――をテーマにしたシンポが8月26日、名古屋市博物館講堂で開かれました。市民の手による実行委員会が開いたもので、70人が参加しました。そして、ビデオ『天守閣への思い 名古屋城天守閣建替に反対します』が上映されました名古屋城
 報告者の一級建築士、高橋和生さんは、パワーポイントを使い、「河村市長は、資料があるので、寸分違わぬ国宝の復元ができると⾔っているが、作ろうとしているのは観光で儲けるハイテク⽊造の展望台」と指摘。⽊造化ではなく、市⺠に愛されることを⽬指し、現天守の耐震改修と天守博物館の刷新をするべきと訴えました。
 特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議石垣部会構成員で、愛知淑徳大学非常勤講師の赤羽一郎さんも報告。名古屋城の石垣の本質的価値として、大阪城に次ぐ大きな規模、高い構築技術、石垣修復の履歴をあげました。これら石垣の歴史的価値の保全を最優先にすること、特に象徴的な存在の天守台石垣の保存をと提言しました。

 名古屋市議会の経済水道委員会は8月24日開いた委員会で、市民から出されていた「名古屋城の石垣及び天守の保存を求める」請願を審議打ち切りとしました。2月議会で木造化に向けた予算を議決し、事業が進められており、すでに議会の意思は確定済みだというのがその理由。日本共産党の二人の議員は採択を求めましたが、起立多数で打ち切りとされました。