革新市政の会
ご意見はこちらへ
ご意見はこちらへ ご意見はこちら
ご意見はこちら
HOME革新市政の会とは各団体行事日程資料
<< バックナンバーのインデックスに戻る

治水、防災…政治を問う
愛知豪雨シンポの発言から
革新市政の会と革新県政の会と、が11月 4日開いたシンポジウム、「東海豪雨と市民のくらし を考える」から、パネリストの発言の一部を紹介します。
河川整備に遅れ
わしの恵子さん・日本共産党名古屋市議
河川の整備では国が管理する 庄内川の堤防整備率は24%で、全国平均の51%からも大きく遅れています。 新川、天白川の整備は、予算が計画どおり執行されたとしても、今年度予算規模がつづけば、新川であと10年、天白川であと23年もかかるということに なります。名古屋市の治水費は、200億円を越えた95年度を境に減り、とくに 松原市長になった97年度からは年々減っています。長良川河口堰(かこうぜき) や徳山ダム、愛知万博や中部国際空港にお金を注ぎこむ一方で、こうしたと ころに使うお金が減っているのです。
市の防災体制は
奥村敏雄さん・名古屋市職労行財政部長
9月12日午前零時に全職員対象の第四次非常配備がかかり、職員は自分の職場 に参集しました。しかし、自家用車を使わざるを得なかったので、冠水のため 役所に着けない職員が多く出ました。そのため、区の対策本部自体の体制もなかなかとれ なかったというのが、今回の大きな問題ではなかったかと思います。避難勧告 を出しても避難所へ派遣する職員がへたをすれば最低2人ということにもなっ てしまう。とくに西区では、2人の職員にたいし避難者が3千人近くあり、毛布、食料配布などの任務があるのですが、なかなか対応できませんでした。いま、こうした問題も含め、労組として市民のくらしを守る立場で来年度予算要求 をしています。
業者に支援を
棚瀬一博さん・西春日井民主商工会事務局長
不況のなかでの水害というのが特徴です。水害で商品や機械、自動車が使え なくなり、1億円の被害という会員もいます。事業資金の確保が大きな問題です。信用保証協会の保証付きで融資を受けるわけですが、保証協会の"貸し渋 り"があり、なかなか借りられない。最近の保証協会の発表でも、災害復旧資金1066件の申し込み中、781件しか認められていません。これまでの融資返済が滞 っているなどが理由にされています。この背景には、中小企業にたいする県の姿勢の問題があります。県は、深刻な状況を受け止めただちにあらためるべき です。
復旧まだまだ
伊藤洋子さん・名古屋市天白区の主婦
水害から2ケ月たち、表面上復旧したように見えますが、わが家でもまだ床 下が乾かないので畳をあげています。畳のない家もまだ多くあります。防災対策についてですが、天白では避難勧告が出ませんでした。急激に水がふえたので危険と考えたという区の説明ですが、地元の人は、見殺しにする気か!!と、食 ってかかる状況でした。避難所もきめられたところが機能を持っておらず、いい加減さを感じました。災害補償は、床上浸水で県から1万円、市から2万5千円だけです。今回の水害では、本当にいのちとくらしが守られていないなと実 感しました。